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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは

脊椎脊髄病用語事典では「腰仙部坐骨神経の支配領域、すなわち殿部、下肢後面あるいは外側面へ放散する疼痛自体、あるいは疼痛を呈する症候群の総称 」と記載されており、日本整形外科学会のホームページにも引用されております。
意訳すると「お尻から足先にかけて生じる痛み・しびれは総じて坐骨神経痛です」となります。

症候群とは、「はっきりとした原因は不明だが、いくつかの症状が伴って生じるとき、病名に準じて使う医療用語」です。
意訳すると「病名ではないが、多くの方に見られる症状」です。

つまり坐骨神経痛は、原因は不明ですが、多くの方が悩んでいる症状と言えます。

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坐骨神経痛の原因
※疾患別のリンクは作成途のものがあります。
※動画作成中です。

01

腰椎椎間板ヘルニア

デスクワークなどによって、姿勢が変化し、「丸い腰」になると背骨のクッション材である椎間板(水が入った袋のようなイメージ)には圧迫するストレスがかかります。
そのストレスに耐えられなくなった際、袋の中から髄核というものが飛び出してしまい、坐骨神経の通り道にぶつかる事で、足の痛みやしびれの原因となります。

02

脊柱管狭窄症

立ち仕事やヒールを履いていた事により姿勢が変化し、「反り腰」になると背骨の中にある神経の管(くだ)が圧迫され、足の痛みやしびれの原因となります。

また、加齢に伴い神経の管が狭くなる事もあり、同じように足の痛みやしびれの原因となります。

03

腰椎分離すべり症

主に10~15才の時に野球やサッカーのように腰を捻るスポーツをしていた方に多く発症することが特徴です。※一般の方も5%前後、発症しているとされております。

10代の時に腰痛が始まり、スポーツをやめる事や成長と共に一度は症状が消失する事もありますが、年齢を重ねるとともに再発するケースもあります。

腰を反らす・捻る際に腰痛とともに、足の痛みやしびれ(坐骨神経痛)が伴うこともあります。

04

腰椎変性すべり症

脊柱管狭窄症や分離すべり症と同じ様な症状が出現します。

腰椎変性すべり症の方は加齢や姿勢変化に伴う骨の変性によって、腰の骨の位置がズレることによって、腰痛や足の痛み・しびれの原因となります。

05

馬尾腫瘍/子宮筋腫

稀に腫瘍が神経の周りに出来た・転移した際に坐骨神経痛の様な足の痛みやしびれが生じることがあります。

また巨大な子宮筋腫によって、坐骨神経痛の様な足の痛みやしびれが生じることがあります。

※定期的に検診を受ける事は大切です。

06

変形性股関節症

神経に問題が無い場合に、変形性股関節症による関節炎が坐骨神経痛に似ている症状の原因となることもあります。

07

梨状筋症候群

梨状筋は股関節の筋肉であり主に足を外股(そとまた)に動かす役割があります。

椅子に座りながら足を広げたり、足を組んで座ったり、がに股で歩いたりする習慣あると、梨状筋が過剰に働いています。

梨状筋の下には坐骨神経があり、筋肉が硬くなったりすると坐骨神経に圧がかかり足の痛みやしびれの原因となります。

腿の裏の筋肉(ハムストリングス)が硬くなったり、ふくらはぎすね筋肉(下腿三頭筋や前脛骨筋など)が硬くなったりすることで坐骨神経から枝分かれした神経が圧迫され、痛みやしびれの原因となることも稀にあります。

03

小見出し

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坐骨神経痛のセルフチェック方法

01

立位前屈チェック

たったまま前屈みになります。
お尻に痛みが生じたり、足にかけての痛みやしびれが生じると坐骨神経痛の可能性が+1となります。

02

立位前屈チェック
+
足首背屈チェック

たったまま前屈みになります。
痛む・しびれる側のつま先だけあげて、症状が強くなれば坐骨神経痛の可能性+2となります。

03

坐位前屈チェック

椅子に座った姿勢から前屈みになり、お尻に痛みが生じたり、足にかけての痛みやしびれが生じると坐骨神経痛の可能性が+0.5となります。

また前屈みのまま症状がある側の膝を伸ばして足首を自分の方に傾けます。さらに痛みやしびれが強くなると+1となります。

04

神経の滑走性の
チェック

仰向けで寝て、
①症状がある側の股関節を曲げます。
②腿の裏を抑えて膝を伸ばします。
③足首を自分の方に向けます。
坐骨神経痛の可能性として
②で痛み・しびれが強くなれば+2
③で痛み・しびれが強くなれば+1
と言えます。

05

神経の滑走性の
チェック②

仰向けで寝て、
①症状がある側の股関節を曲げます。
②腿の裏を抑えて膝を伸ばします。
③足首を下かつ内側に向けます。
④足全体を内側に傾けます。

足の痛みやしびれが強くなれば、坐骨神経痛の中でも腓骨神経領域に原因があると言えます。

06

神経の滑走性の
チェック③

仰向けで寝て、
①症状がある側の股関節を曲げます。
②腿の裏を抑えて膝を伸ばします。
③足首を自分の方かつ外側に向けます。
④足全体を外側に傾けます。

足の痛みやしびれが強くなれば、坐骨神経痛の中でも腓腹神経領域に原因があると言えます。

03

小見出し

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点数の見かた

6点以上の方は梨状筋だけではなく複数の筋群・筋膜(ファシア)の障害が原因で坐骨神経痛が生じている可能性があり、重度だと思われます。



5点以上の方は筋膜(ファシア)の癒着・高密度化・凝集化によって、神経の滑走性低下が原因で、坐骨神経痛が生じている可能性が高いです。



5点未満の方は筋膜(ファシア)の癒着・高密度化・凝集化による坐骨神経痛の可能性は低く、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰部疾患が原因で坐骨神経痛が生じている可能性があります。