坐骨神経痛とは
脊椎脊髄病用語事典では「腰仙部坐骨神経の支配領域、すなわち殿部、下肢後面あるいは外側面へ放散する疼痛自体、あるいは疼痛を呈する症候群の総称 」と記載されており、日本整形外科学会のホームページにも引用されております。
意訳すると「お尻から足先にかけて生じる痛み・しびれは総じて坐骨神経痛です」となります。
症候群とは、「はっきりとした原因は不明だが、いくつかの症状が伴って生じるとき、病名に準じて使う医療用語」です。
意訳すると「病名ではないが、多くの方に見られる症状」です。
つまり坐骨神経痛は、原因は不明ですが、多くの方が悩んでいる症状と言えます。