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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 脊柱管狭窄症-

腰痛・足のしびれの原因を読む前に一読して下さい ~動画編集中

私たちの背骨は33個あり、

首の骨:頚椎(けいつい)7個

胸の骨:胸椎(きょうつい)12個

腰の骨:腰椎(ようつい)5個
※20%の方で6個あるとされています。

骨盤の骨:仙椎(せんつい):1個
※元々は5個ありますが、10代半ばから30代半ばにかけて1個に癒合します。

尾てい骨:尾椎(びつい):1個
※人により3~5個とばらつきがありますが、10代半ばから30代半ばにかけて癒合して1個になります。

となっています。

アルファベットの「S」のように位置している為、背骨の形を「S字カーブ」とも表現されます。

ではなぜ人の背骨はS字カーブになっているのでしょうか?
またS字カーブがヘルニアの原因に関わるのでしょうか?

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ヒトへの進化

私たちの祖先は約700~400万年前にかけてアフリカで誕生した猿人とされています。

四足歩行のさるから長い時間をかけ、地面にある食べ物だけではなく、樹になっている食べ物を求めて手を伸ばし、進化してきました。
※かなり簡単に説明しています。詳しくは今後、ブログやSNSなどで更新していく予定です。

さるの足は主に木や枝をつかむ為の構造になっており、立つ為の構造ではありません。
実は、さるの足は「扁平足:へんぺいそく」なのです。

そんな扁平足な足から手を伸ばすために、少しずつ踏ん張り力を入れながら長い時間をかけて、足のアーチ構造を獲得し、2足歩行に進化したのです。
※変化でも良いのですがあえて進化と使わせていただきます。

ではなぜ脊柱管狭窄症に関わるのでしょうか?

上のイラストを見て下さい。
私たちの姿勢は赤いヒトです。しかし、生活の中で常にこの姿勢でいるでしょうか?
・顔を洗う
・食事をする
・カバンを背中、肩にかけて登校・出勤する
・授業を受ける・運転する・デスクワークする
・畑などで中腰作業をする
・スマホをいじる

どうでしょうか?
まさに「今」、緑から青にかけての姿勢になってはいませんか?

上記のような前屈みになる姿勢の繰り返しによって、赤いヒトから青いヒトのようになる事で進化し、獲得したS字のカーブが消失します。
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同じ姿勢⇒筋膜(ファシア)の癒着の原因?

同じ姿勢を取る。このような状況は日常生活の中で多々あると思います。
・睡眠中
・食事
・授業、デスクワーク
・TV鑑賞、ネットサーフィン
・映画鑑賞、書道などの趣味
・家庭菜園での前屈み
・ドライブ
などなど、候補を挙げればきりがないですね。

ではなぜ同じ姿勢を取ると筋膜(ファシア)は癒着するのでしょうか。

正解は
身体が負担かからないように「姿勢の形状記憶をする」からです。

もう少し細かく解説していきますね。

ヒトの細胞(分子)は「常に」振動しています。
・タンパク質
・アミノ酸
・DNA
など繰り返しますが、成分・物質は「常に」振動しています。

筋肉や関節、靱帯、筋膜(ファシア)の構成成分もまたタンパク質等で出来ており、同じく「常に」振動しています。

振動の役割は「生きる為=動くため」とも言えます。

元々、単細胞生物から動きながら進化してきたのが「ヒト」です。
・手を伸ばしてエサを取る
・走って獲物を狩る
など生きる為に動ける身体に進化したとも言えます。

しかし、同じ姿勢を取る習慣があるヒトにとって、常に振動し続けて動ける身体でいると効率が悪いので、あえて動かない身体に変化します。
それを反射性拘縮と言います。
・筋肉
・靱帯
・関節
・血管
・神経
・筋膜(ファシア)
さまざまな細胞は「動かないヒト」の為に「動く能力を捨てて」、そのヒトの習慣に合わせて変化します。

これらが身体の硬さや姿勢を変化させる最大の原因であると言えます。

交通事故外傷のようなハイパワーの衝撃がかからない限り、ヒトの体は急激に歪みません。
日常生活の様々な習慣の積み重ねによって、ヒトは少しずつ気付かない内に変化していきます。
よって、今までの姿勢・習慣=不調の原因ともいえるでしょう。
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姿勢の変化≒退化??

脊柱管狭窄症にならない
姿勢

頭の重さを肩甲骨で支える事ができる
骨盤の下に膝・股関節が位置している
脊柱管にストレスがかからない姿勢
歩く際の衝撃吸収ができる姿勢
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

脊柱管狭窄症になりやすい
姿勢

頭の重さを腰が支えている
骨盤が膝・股関節がよりも前に位置している
脊柱管が狭くなる姿勢

上からの圧迫されるストレス
→頭の重さ(体重の1/6)、荷物などが脊柱管へ

下からの圧迫されるストレス
→歩く際の衝撃が膝・股関節・骨盤で分散できず脊柱管へ
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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脊柱管狭窄症のセルフチェック方法
-青森リハビリ整体院-

01

立位前屈チェック

たったまま前屈みになります。
腰の痛みやお尻に痛みが生じたり、足にかけての痛みやしびれが生じると脊柱管狭窄症の可能性が-となります。

02

立位前屈チェック
+
足首背屈チェック

たったまま前屈みになります。
痛む・しびれる側のつま先だけあげて、症状が強くなれば脊柱管狭窄症の可能性は-1となります。

※症状があるものの強くはならない場合は+0点です。
※症状が強くなった場合は脊柱管狭窄症が原因ではなく、坐骨神経の滑走性低下による坐骨神経痛の可能性が高いです。

03

坐位前屈チェック

椅子に座った姿勢から前屈みになり、お尻に痛みが生じたり、足にかけての痛みやしびれが生じると腰椎ヘルニアの可能性が-0.5となります。

04

立位後屈チェック

たったままのけ反ります。
腰の痛みやお尻に痛みが生じたり、足にかけての痛みやしびれが生じると脊柱管狭窄症の可能性が+1となります。

※痛みなどが弱くなった場合、脊柱管狭窄症が原因ではなく、腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。

04

坐位後屈チェック

椅子に座った姿勢から後ろにのけ反りると、腰痛が強くなる、お尻に痛みが生じる、足にかけての痛みやしびれが生じる場合は脊柱管狭窄症の可能性が+1となります。

※弱くなった場合、脊柱管狭窄症ではなく、腰椎椎間板ベルニアの可能性があります。

05

神経の滑走性の
チェック

仰向けで寝て、
①症状がある側の股関節を曲げます。
②腿の裏を抑えて膝を伸ばします。
③足首を自分の方に向けます。
坐骨神経痛の可能性として
②で痛み・しびれが強くなれば - 1
③で痛み・しびれが強くなれば - 0.5
と言えます。

※強くなった場合は脊柱管狭窄症が原因ではなく、坐骨神経の滑走性低下による坐骨神経痛の可能性が高いです。


03

小見出し

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
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点数の見かた

3点以上の方は脊柱管狭窄症の可能性があります。



1-2点の方は椎間板変性もしくは坐骨神経の滑走性低下による坐骨神経痛の可能性が高いです。



0点未満の方は脊柱管狭窄症ではなく、腰椎ヘルニアをはじめとする他の疾患の可能性が高いです。
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