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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -
関節周囲の不調

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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -
股関節周囲の不調

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股関節の不調の原因~変形性股関節症~

変形性股関節症は、女性に多く発症すると言われており、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)などの後遺症が主たる要因で80%を占めると言われております。
最近は高齢社会となり、明らかな原因はなく、年齢と共に発症する場合もあります。

股関節とは、骨盤側の受け皿=臼蓋(きゅうがい)と大腿骨頭と呼ばれる太ももの骨の球の部分をから成る関節です。イメージは、ゴルフボールとティーです。

受け皿の臼蓋側が先天的に面積が小さいことを発育性股関節形成不全と呼びます。

臼蓋(ティー)側が浅いと大腿骨頭側(ボール)を覆う面積も小さくなり、構造的に不安定になりやすいです。

構造的に不安定になると安定させるために股関節周囲の筋肉が過剰に働き、「固めよう」とします。この固めようとすることが股関節の不調の始まりと言えるでしょう。

しかし
・臼蓋が浅いと言われず過ごしてきた40-60代女性
・レントゲン上、問題なしと言われた40-60代女性
・MRI上、問題なしと言われた40-60代女性
が股関節の不調で悩む場合もあります。

それはなぜでしょうか?


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変形性股関節症の原因
~臼蓋が浅い~

通常の臼蓋
臼蓋が深く、大腿骨頭を傘のように覆う事で構造的かつ機能的に安定しています。
浅い臼蓋
臼蓋が浅く、傘のように大腿骨頭を覆うことが出来ていない状態です。

CE角(Center-Edge angle)といって臼蓋の外側と大腿骨頭の中心のなす角が25°以上が正常値とされており、20°以下が浅いと判断されます。20°以下の場合、構造的に不安定になりやすいです

では21~24°の方はどうでしょうか?
正常値ではありませんが、判断基準の数値でもありません。

経験上、この範囲の方々も「浅い傾向」なので、20°以下の方ほどではないものの構造的に不安定になりやすい印象です。
変形する股関節
臼蓋が浅く、傘のように大腿骨頭を覆うことが出来ていない状態では、構造的に安定しません。

運動歴、不動歴、足の組み癖、ヒール着用歴、体重、ホルモンバランスなど様々なことが重なり、股関節内は徐々に摩耗が進み「変形」していきます。

・滑膜が炎症を起こせば、痛みが生じます。
・切れた関節唇が巻き込まれると股関節がロックされた感覚となり、痛みが生じます。
・骨にトゲ(骨棘:こつきょく)が出来ると体重がかかる際、常に痛む場合があります。

変形が進行し、痛みが強い場合は人工関節の手術が勧められることもあるでしょう。
小見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
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経験上の話

  • 股関節の不調がある方で、仰向けで寝た際に

    ・ももの裏が浮いている(指2本分)
    ・膝の裏がベッド・布団につかず浮いている(指2本分)
    方は
    ・股関節が中等度以上に変形している
    ・足の付け根の組織の短縮が進行している
    場合が多いです。

    また、その状態かつ痛みが強い場合は既に医師から手術を勧められていると思われます。

    手術を避けたい為にお問い合わせいただく場合がございますが、当院ではお受けできない状態かもしれません。
    ※初回コースでお話を伺い、当院の整体を体験することは出来ますが、整体の継続を希望された場合、お断りする事もございますのでご了承ください。

  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診した事はあるものの、症状が改善されない場合

    ①医師からの説明内容(股関節の変形程度)
    ②偏平足・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④立ち方・歩き方の分析
    ➄股関節の可動域をチェック
    ⑥足関節の可動域をチェック
    ⑦胸椎可動域のチェック
    ⑧体幹安定性のチェック
    ⑨神経-筋協調性のチェック
    ⑩仰向けで寝た際に
    ・太ももの浮き具合
    ・膝の裏の浮き具合のチェック
    をします。

    ・筋膜へのお試し施術
    ・関節へのお試し施術
    ・神経へのお試し施術
    を行い、即時効果を確認してから
    ・筋膜性の要因
    ・関節性の要因
    ・神経性の要因
    かどうか説明し、本格的な施術を行います。

    姿勢や習慣の要因が重なっている場合、セルフエクササイズをお伝えします。
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股関節の不調~大腿骨寛骨臼インピンジメント~

変形性股関節症の原因で挙げたように
構造的に臼蓋が浅い方は、無意識に骨盤を前傾させる事で安定させます。

しかし、骨盤が前傾位のままでは足の付け根側の皮ふ・筋肉などの組織が近づきます。組織が近づいたまま硬くなると
①立ち上がる瞬間に足の付け根の組織が挟み込まれて痛む
②足を組むと付け根が痛む
③足を後ろに反らす可動域が狭くなり、歩く時に足の付け根が痛む
ようになります。

このように軟部組織が巻き込まれることを「インピンジメント=衝突」といいます。
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大腿骨寛骨臼インピンジメントの原因

足の組み癖

臼蓋が浅い傾向の方が足を組むと骨盤の前傾+股関節屈曲によって巻き込みが強くなります。
年齢により、回復力が低下すると「痛み」の原因になります。

反り腰

臼蓋が浅い傾向の方は無意識に骨盤を前傾させます。
その際に股関節屈曲筋群が足の付け根で巻き込まれ、「痛み」の原因となります。

また臼蓋が浅い方は骨盤を前傾させることで「反り腰」となり、
・腰椎椎間関節障害
・腰椎すべり症
・脊柱管狭窄症
になりやすいと言えます。

小見出し

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経験上の話

  • 変形性股関節症の方でも変形初期の段階では、股関節の痛みの原因が組織のインピンジメントによる事が多い印象です。
    ・靴の工夫
    ・座り方の修正
    ・股関節周囲の筋膜リリース
    によって大幅に改善します。しかし、その後にセルフケアの習慣が身につかない場合は、他の不調よりも戻りやすい印象です。やはり臼蓋の浅さという構造的要因が強くかかわっていると思われます。
  • 進行した方でも整体+セルフケアの組み合わせが当てはまり、痛みの少ない・ない生活を取り戻したと言っていただいた経験はあります。
    しかし、週1回のペースで1年半ほどの通院期間を要しました。ご本人様の努力とご家族の理解・協力がなければ叶う事はなかったと考えております。
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • ①医師からの説明内容(レントゲン・MRI)
    ②偏平足・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④立ち方・歩き方の分析
    ➄股関節の可動域をチェック
    ⑥足関節の可動域をチェック
    ⑦胸椎可動域のチェック
    ⑧体幹安定性のチェック
    ⑨神経-筋協調性のチェック
    軟部組織の厚みのチェック

    ・筋膜へのお試し施術
    ・関節へのお試し施術
    ・神経へのお試し施術
    を行い、即時効果を確認してから
    ・筋膜性の要因
    ・関節性の要因
    ・神経性の要因
    かどうか説明し、本格的な施術を行います。

    姿勢や習慣の要因が重なっている場合、セルフエクササイズをお伝えします。ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -
膝関節周囲の不調

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膝の障害部位

膝には多くの滑液包があるおかげで滑らかに動きます。
しかし、偏平足・外反母趾といった構造的要因や体重・ホルモンバランスなどによって滑液包周囲の滑走性が低下してしまい膝の痛みが生じる場合があります。

図の番号は膝の痛みが出やすい部位です。

①ジャンパー膝(大腿四頭筋腱炎):膝蓋上滑液包

②ランナー膝(腸脛靭帯炎):腓骨滑液包・腓骨膝窩滑液包

③膝蓋大腿関節症(有痛性分裂膝蓋骨):膝蓋前滑液包

④滑膜ヒダ障害(タナ障害)

⑤変形性膝関節症(内側裂隙狭小化)

⑥外側半月板炎症・損傷

⑦内側半月板炎症・損傷

⑧ジャンパー膝(膝蓋腱炎):浅膝蓋下滑液包・深膝蓋下滑液包

⑨鵞足炎:縫工筋下(鵞足)滑液包

⑩オスグッド:脛骨粗面

下の詳細のリンクがあります。
膝の不調がある方は、ぜひご覧になって下さい。
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ジャンパー膝

ジャンパー膝とは、10代かつ男性のに多く発症するのが特徴です。
ジャンプを頻回に行うスポーツ選手の約30%ほどが経験するとも言われております。

・大腿四頭筋腱炎
・膝蓋靱帯炎
と痛む部位によって名称が異なります。

原因
①筋肉の成長に柔軟性が追い付いていない
②練習による筋疲労の張りに対し、ストレッチが追い付いていない
③遺伝的に身体が硬い(経験上の話です)

類似疾患はオスグット病です。
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経験上の話

  • 足首が硬く、後方重心の選手に多い印象です。
    その際は大腿四頭筋の柔軟性の改善だけではなく、足関節の柔軟性改善ならびに前方重心へのフォーム修正が必要になります。
  • 成長スパートと呼ばれる年間cm以上伸びている時期に多い印象です。
    筋肉のストレッチだけでは足りない場合、筋膜リリースで癒着をとかす施術・セルフケアが効果的です。
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、膝の痛みが改善しないお子様の場合

    ①競技内容、ポジション等の確認
    ②扁平足・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④競技フォームの分析
    ➄膝蓋骨の大きさ・位置のチェック
    ⑥足関節可動域のチェック
    ⑦膝関節可動域のチェック
    ⑧股関節可動域のチェック
    ⑨胸椎可動域のチェック
    ⑩体幹安定性のチェック
    ⑪神経-筋協調性のチェック
    をして、進行した要因が身体に残っているのかを確認します。

    身体に原因があった場合、それぞれに応じた内容の施術やセルフケアの指導を行います。
    保護者の理解が非常に重要なので、セルフエクササイズを動画で撮影するのを協力して頂きますし、運動をしているかどうかの管理もして頂きます。
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ランナー膝

ランナー膝とは膝の屈伸を繰り返すランニング愛好家に発症しやすく、膝の外側に痛みが出るのが特徴です。

骨盤から伸びた「腸脛靭帯」は膝の外側にあるGardy結節と呼ばれる部位に付着しています。膝の屈伸をする事で腸脛靭帯が摩擦され炎症を引き起こすと言われております。

しかし、最近の解剖学では「腸脛靭帯はない」と言われており、現在は「Lata Fascia」と総称されてます。※米国大学の解剖学実習でも確認済み。

一本の帯のような構成ではなく、密性の結合組織(膜のようなイメージ)で骨盤から膝や下腿(スネ)までの筋肉の上を覆うような構成です。


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経験上の話

  • 扁平足(内側縦アーチの低下)・X脚・骨盤前傾タイプに多い印象です。

    骨盤が前傾位になると、中殿筋という立っている際に身体を支える筋肉の位置もズレて、働きにくくなり、代わりに大腿筋膜張筋という股関節の筋肉で支えようとします。

    大腿筋膜張筋は小さな筋肉であり単独では働きません。
    ・大腿直筋の補助
    ・中殿筋、小殿筋の補助
    ・大殿筋の補助
    として作用するくらいなので、体を支えるほどの強さはありません。

    そんな小さな筋肉が骨盤前傾により、体重を支えてしまった結果、過負荷となり摩耗していきます。

    扁平足の場合、Knee-in-Toe-out(つま先より膝が内側に入る)になりやすく膝の内側には伸張ストレス、外側には収縮ストレスがかかり、痛みの原因になります。

  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、膝の痛みが改善しない場合

    ①競技内容、ポジション等の確認
    ②扁平足/外反母趾・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④競技フォームの分析
    ➄膝蓋骨の大きさ・位置のチェック
    ⑥足関節可動域のチェック
    ⑦膝関節可動域のチェック
    ⑧股関節可動域のチェック
    ⑨胸椎可動域のチェック
    ⑩体幹安定性のチェック
    ⑪神経-筋協調性のチェック
    をして、改善しない要因を見つけます。

    多くの方は股関節外旋筋群周囲のファシアや広背筋周囲のファシアの滑走性が低下しているので、肩甲骨から緩めていくと改善する印象です。

  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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膝蓋大腿関節障害

膝蓋大腿関節障害とは、膝の屈伸に伴い、膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)の間で摩擦が生じ、軟骨が擦り減る事で周囲が炎症を起こし、「痛み」が生じます。

年齢と共に摩耗する事で発症する場合もありますが、もともと膝蓋骨が小さい事による膝蓋骨脱臼・亜脱臼が原因で発症するともされております。
※経験上、亜脱臼をしたことがない方でも痛みがある側の膝蓋骨が痛みが出ない側より、小さい傾向です。
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経験上の話

  • 扁平足(内側縦アーチの低下)・X脚・骨盤前傾タイプに多い印象です。

    骨盤が前傾位になると、中殿筋という立っている際に身体を支える筋肉の位置もズレて、働きにくくなり、代わりに大腿筋膜張筋という股関節の筋肉で支えようとします。

    大腿筋膜張筋は小さな筋肉であり単独では働きません。
    ・大腿直筋の補助
    ・中殿筋、小殿筋の補助
    ・大殿筋の補助
    として作用するくらいなので、体を支えるほどの強さはありません。

    そんな小さな筋肉が骨盤前傾により、体重を支えてしまった結果、過負荷となり摩耗していきます。

    扁平足の場合、Knee-in-Toe-out(つま先より膝が内側に入る)になりやすく膝の内側には伸張ストレス、外側には収縮ストレスがかかり、痛みの原因になります。

    また、内転筋群が弱くなり、大腿筋膜(Lata Fascia)の張力が強くなった時に膝蓋骨は外側へ移動し、摩耗する原因になります。

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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、膝の痛みが改善しない場合

    ①競技内容、ポジション等の確認(学生・スポーツ選手・愛好家の場合)
    ②扁平足/外反母趾・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④競技フォームの分析
    ➄膝蓋骨の大きさ・位置のチェック
    ⑥足関節可動域のチェック
    ⑦膝関節可動域のチェック
    ⑧股関節可動域のチェック
    ⑨胸椎可動域のチェック
    ⑩体幹安定性のチェック
    ⑪神経-筋協調性のチェック
    をして、改善しない要因を見つけます。

    多くの方は股関節外旋筋群周囲のファシアや広背筋周囲のファシアの滑走性が低下しているので、肩甲骨から緩めていくと改善する印象ですが、腿の前の内側にある内側広筋を鍛えないと再発する印象です。

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滑膜ヒダ障害(タナ障害)

滑膜ヒダ障害とは、膝の屈伸に伴い、膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)の間にある「滑膜ヒダ」という組織が何らかの原因で変性し、膝の屈伸に伴い摩擦が生じて周囲に炎症を起こしたり、膝の屈伸に伴い巻き込まれる事で「痛み」や「引っかかり」が生じるとされています。

日本人の50%に存在するとされており、進化の過程の名残りとも言われています。

小さい組織なので通常のMRI検査では判断がつきにくく、造影検査をすることで判断出来る病態です。

経験上、造影検査までして診断された滑膜ヒダ障害は見た事がありません。
スポーツ整形外科での検査・治療・理学療法が重要だと考えます。
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経験上の話

  • 2,3例しか経験したことがありませんので経験上の傾向の話は出来かねます。

    しいて挙げれば、膝周囲のファシアの滑走性を高めると大幅に改善したので、器具(インストゥルメント)を用いた施術は効果的かもしれません。

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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、膝の痛みが改善しない場合

    ①競技内容、ポジション等の確認(学生・スポーツ選手・愛好家の場合)
    ②扁平足/外反母趾・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④競技フォームの分析
    ➄膝蓋骨の大きさ・位置のチェック
    ⑥足関節可動域のチェック
    ⑦膝関節可動域のチェック
    ⑧股関節可動域のチェック
    ⑨胸椎可動域のチェック
    ⑩体幹安定性のチェック
    ⑪神経-筋協調性のチェック
    をして、改善しない要因を見つけます。

    痛みの部位に合わせて
    ・膝蓋上ヒダ
    ・膝蓋下ヒダ
    ・内側ヒダ
    ・外側ヒダ
    に分けて周囲の滑走性をチェックします。

    ファシアはつぼや経絡(けいらく)のように繋がりがあるので、その疼痛が出る組織と連続性があるファシア全てを緩める事で局所的な摩擦ストレスを改善させ、症状の改善を図ります。

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変形性股関節症(内側型)

変形性膝関節症は良く耳にする膝の病気です。テレビや雑誌、整形外科のホームページにも詳細は記載されておりますので、当院では病態等の記載は割愛させていただきます。

経験上の話と当院ではどうチェックするのかを記載しております。
ご参照ください。
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経験上の話

  • 内側型の変形性関節症は外反母趾・O脚タイプに多い印象です。

    外反母趾とは、足の親指の骨が小指側に20°以上曲がる変形のことを指します。

    50代以降の女性の場合、20-30代にヒールを履いていた事により外反母趾になり、40-50代からはサンダルなどの平坦の靴を履いていた事によって外反母趾が進行したケースが多い印象です。

    外反母趾のデメリットは
    ①体重のかかり方が変わる
    ②足の裏のアーチが変化する
    ③歩く時・階段の昇り降りの時の衝撃吸収が出来ない構造になる
    ④進行すると指が痛み靴が合わなくなる→幅広い靴を選ぶ→さらに進行する
    事と言えます。メリットは当然ありません。

    そのようにして膝に負担がかかる身体環境に変化します。変形性膝関節症と診断をされた時には、変形する前の状態には戻らないと言えるでしょう。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、膝の痛みが改善しない場合

    ①ヒアルロン酸/ステロイド注射歴などの治療歴の確認
    ②扁平足/外反母趾・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④膝蓋骨の大きさ・位置のチェック
    ➄足関節可動域のチェック
    ⑥膝関節可動域のチェック
    ⑦股関節可動域のチェック
    ⑧胸椎可動域のチェック
    ⑨体幹安定性のチェック
    ⑩神経-筋協調性のチェック
    をして、改善しない要因を見つけます。

    多くの方は股関節外旋筋群周囲のファシアや広背筋周囲のファシアの滑走性が低下しているので、肩甲骨から緩めていくと痛みが軽減する印象ですが、完全に消失する(改善する)ことは限りなく可能性がないといえるでしょう。
    ※外反母趾・膝の変形の程度・体重・運動習慣によって個人差は大きいです。

    また、施術だけでは痛みの軽減効果が少なく、腿の前の内側にある内側広筋を鍛えないとすぐに戻る印象です。

    変形は、年齢と共に進行していきます。

    ・金属アレルギーなどでどうしても手術が出来ない
    ・社会的、家庭的役割があり「今すぐには」手術が出来ない
    ・手術は避けたいからメンテナンス目的で通い続けたい
    などの場合は、当院でも対応可能です。
    しかし、症状・変形の程度より、お客様の期待値が高い場合はお断りすることもございます。

    すぐに対応した場合は変形の進行を遅らせる事も可能な場合がございます。
    ぜひお早めにお問合せ下さい。

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半月板の炎症・損傷・断裂(内側・外側)

半月板は太ももの骨(大腿骨:だいたいこつ)とスネの骨(脛骨:けいこつ)の間にある線維性の軟骨であり、衝撃を吸収するようなクッション材のような役割を持っています。

身体にある他の組織と比べて、血管が少ないため血流が乏しく、キズつくと再生しづらい構造になっております。
※皮膚は切れたら血が出て、かさぶたになり再生しますよね?半月板にはその再生機能ががほとんどないといえます。

スポーツでの着地や方向転換、タックルやスライディングなどの際に受傷する事が多いですが、加齢と共に摩耗することも特徴です。

半月板損傷の約50%は、明らかな受傷機転がない(スポーツで怪我した訳ではない)とも言われております。

半月板が摩耗すると、膝の曲げ伸ばしの際に関節の中で何かが引っ掛かる感じがしたり、ある角度でロックされて曲げ伸ばし出来なくなったりします。

最近の研究では、半月板の逸脱(半月板の位置がズレること)が原因で、変形性膝関節症に移行すると言われており、3mm以上ズレた半月板は、危険因子と言われております。

整形外科では、超音波診断装置(Echo:エコー)やMRI検査にて簡単に診断できると言われており、X線(レントゲン)検査では異常が見つからなかった膝痛の場合、半月板の逸脱などが原因かもしれません。


理学療法や物理療法で効果がなかった場合、手術療法をすすめられる事もあります。年齢や半月板損傷の程度にもよりますが、主に関節内視鏡での手術になります。
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経験上の話

  • 扁平足(内側縦アーチの低下)・X脚・骨盤前傾タイプ
    外反母趾・O脚・骨盤前傾タイプ
    に多い印象です。

    骨盤が前傾位になると、中殿筋という立っている際に身体を支える筋肉の位置もズレて、働きにくくなり、代わりに大腿筋膜張筋という股関節の筋肉で支えようとします。

    大腿筋膜張筋は小さな筋肉であり単独では働きません。
    ・大腿直筋の補助
    ・中殿筋、小殿筋の補助
    ・大殿筋の補助
    として作用するくらいなので、体を支えるほどの強さはありません。

    そんな小さな筋肉が骨盤前傾により、体重を支えてしまった結果、過負荷となり摩耗していきます。

    扁平足の場合、Knee-in  Toe-out(つま先より膝が内側に位置する)になりやすく膝の内側には伸張ストレス、外側には圧縮ストレスがかかり、半月板が摩耗する原因になります。

    外反母趾の場合は必ずO脚になる訳ではありませんが、経験上多く見まかけます。
    おそらく骨格の遺伝要因などが重なり、もともとスネの骨(脛骨:けいこつ)が外側に捻じれているケースからO脚に移行するのではないかと思われます。Knee-Out  Toe-in(つま先より膝が外側に位置する)になると膝の内側には圧縮ストレス、外側には伸張ストレスがかかり、半月板が摩耗する原因になります。

    圧縮ストレス:骨と骨の距離が近くなる、衝突しているイメージです。

    伸張ストレス:靱帯が通常以上に伸ばされているイメージです。

    X脚の場合、内側の靱帯が伸張されることにより、摩耗が進行する原因になります。
    O脚の場合、外側の靱帯が伸張されることにより、摩耗が進行する原因になります。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。

    半月板炎症・損傷による痛みが強い急性期(怪我した直後)は、当院にて、出来る事はほぼありません。半月板の炎症に対し、超音波治療を行っている整形外科での治療をおススメします。
  • 整形外科を受診しているものの、膝の痛みが改善しない場合

    ①ヒアルロン酸/ステロイド注射歴などの治療歴の確認
    ②扁平足/外反母趾・X脚/O脚・骨盤前後傾・関節弛緩性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④膝蓋骨の大きさ・位置のチェック
    ➄足関節可動域のチェック
    ⑥膝関節可動域のチェック
    ⑦股関節可動域のチェック
    ⑧胸椎可動域のチェック
    ⑨体幹安定性のチェック
    ⑩神経-筋協調性のチェック
    ⑪歩行・立ち上がり等の動作のチェック
    をして、改善しない要因を見つけます。

    半月板損傷の程度が軽い場合は、施術とトレーニングによって症状の改善が可能な場合があります。

  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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鵞足炎

鵞足炎とは、膝の屈伸や足を閉じる動きなどを繰り返す事によって、慢性的なストレスが膝の内側にかかり、炎症を起こして痛みが出るとされております。

縫工筋・薄筋・半腱様筋の3つの筋肉の付着部が鵞鳥(がちょう)の足のように見える事から鵞足(がそく)と呼ばれてます。

また、鵞足は縫工筋・薄筋・半腱様筋の付着部を浅鵞足と呼び、半膜様筋を深鵞足と呼びます。

主にスポーツ愛好家で多く発症しますが、打撲や軽度の膝の捻挫(靱帯微細損傷など)が原因で鵞足炎になるケースもあります。

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経験上の話

  • 鵞足炎と診断された方で、実際に「炎症」が起きてていない場合があります。

    「炎症」とは
    ①安静時痛
    ②発赤(赤くなること)
    ③熱感(触ったら熱いこと)
    ④腫脹(はれること)
    の4徴候が出現します。

    果たして鵞足炎と診断された方で、4徴候全て出ている方はいるのでしょうか? 

    超音波診断装置(Echo:エコー検査)にて、筋肉の付着部(鵞足)にプローブを当てて、ドップラーモードで見た事があります。炎症が起きている場合、血管が新生されるので、Echoで血流が確認出来ます。しかし、鵞足炎の方で血流が確認出来たケース=ほんとうに炎症が起きていたケースは非常に少ない印象です。
    ※仮に炎症が原因であった場合、炎症抑制系のロキソニンを服薬し、炎症が収まれば鵞足炎による膝の痛みは改善されるはずです。 

    スポーツを休止して服薬し、大人しくしてても痛みが改善されない場合があります。それは急性的な炎症が起きてはいなく、筋肉・腱・筋膜(ファシア)・神経などの組織間の滑走性が低下し、慢性的かつ局所的な摩擦ストレスが痛みの原因になっていることもあります。

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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、膝の痛みが改善しない場合

    ①ステロイド注射などの治療歴の確認
    ②扁平足/外反母趾・X脚/O脚・骨盤前後傾・関節弛緩性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④膝蓋骨の大きさ・位置のチェック
    ➄足関節可動域のチェック
    ⑥膝関節可動域のチェック
    ⑦股関節可動域のチェック
    ⑧胸椎可動域のチェック
    ⑨体幹安定性のチェック
    ⑩神経-筋協調性のチェック
    ⑪歩行・立ち上がり等の動作のチェック
    ⑫縫工筋・薄筋・半腱様筋の収縮/伸張テスト
    ⑬伏在神経の精密触診
    ⑭脛骨内側下縁1/3の圧痛チェック
    をして、改善しない要因を見つけます。

    筋肉・腱・筋膜(ファシア)・神経などの組織間の滑走性が低下し、慢性的かつ局所的な摩擦ストレスが痛みの原因になっている場合、触診で再現できる痛みが確認され、局所の精密に組織間をリリースするとその場で痛みがなくなります。
    ※再発予防のためにはセルフケアが重要になります。


     
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オスグット・シュラッター病

オスグッド病とは、正式にはオスグッド・シュラッター病と呼びスポーツをしている男子小中学生に多く、発症率は10~20%(10人中1~2人)とされております。

一般的な「成長痛」とは異なり、発生機序が明確であり、「スポーツ障害」の一つです。

整形外科のホームページにも詳しく掲載されていおりますので、当サイトでは、私自身のオスグッドになった経験から情報提供します。ぜひご覧になって下さい!

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経験上の話

  • 私自身のオスグッドにかかった経験とスポーツ歴を簡単に記載します。

    ・小学校2年生の時に地元のサッカークラブに入団する
    ・週2回の練習と土日は練習試合・大会など週4回はサッカーをしている生活
    ・小6の冬に膝の痛みが出始める
    ・中1の春にスポーツ整形外科でオスグッド病と診断された
    ・高校3年生まで選手権出場を目標にサッカー生活
    ・大学生はフットサル部の幽霊部員

    その中でも中1~3年まで激痛に悩まされておりました。

  • オスグット病の時の話

    ・医師から指導されたストレッチは激痛で出来なかった
    ・ストレッチが出来なかったから痛みが取れなかった(と当時は思っていた)
    ・オスグッド用の膝装具は痛くてつける事が出来なかった
    ・半年間の安静を指示されたが、部活の同級生・先輩、部活動の顧問はオスグッド病を知らず、サボっているという認識だった(私の落ち度も大いにあります)
    ・剥がれた骨に何かがぶつかると号泣するくらいの痛みが出て数分動けなくなっていた
    ・中途半端な状態で膝の痛みを我慢して、サッカーを続けていても痛みの強さが減ったが、大学2年生までずっと痛かった
    ・12才から32才まで正座が出来なかった(現在35才)

    ことなどエピソードは豊富にあります。

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経験上の話②

  • 理学療法士になってから

    18才で理学療法学科のある大学に入学し、整形外科学やスポーツ障害についての講義がありましたが、12才の時に医師から説明された話やストレッチ方法に変化はなかったです。私自身、教科書レベルの知識で過ごしていましたが、2018年に東京の整形外科に転職し、一般の方へ向けたスポーツ障害の啓蒙教室でオスグッド病の講義を担当しました。
    改めて調べた際、こんなに大切な情報を見逃していたのかと愕然としました。

  • 見逃していた情報で大切なことを簡易的にまとめると

    ・OSDは99%が完治し、1%が難治例になるという報告がある
    第2次性徴期(成長スパート期)に多く発症し、年間の身長伸び量が1cm以下になるまで進行する可能性がある
    ・超音波診断装置で経過を追う必要がある

    ことと言えるでしょう。

    私の様な難治例にならない為には、保護者・本人・チームメイト・指導者がオスグッド病に対して正しく理解することが大切です。また、医師・理学療法士がより良い知識(教科書的なレベルではなく)のもとケアする必要があると考えます。

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成長スパートとは

私の身長の伸びた時期と量について

・中学校1年生:149cm
・中学校2年生:157cm
・中学校3年生:168cm
・高校1年生:171cm
・高校2年生:172cm
・高校3年生:173cm
・大学1年生:174cm
・大学2年生:175cm
・大学3~4年生:175cm
※小数点以下省略。

以上のように大学2年生まで1cmずつ伸びておりました。中学生時代が一番、膝が痛かったです。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、膝の痛みが改善しないお子様の場合

    ①競技内容、ポジション等の確認
    ②扁平足・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④競技フォームの分析
    ➄膝蓋骨の大きさ・位置のチェック
    ⑥足関節可動域のチェック
    ⑦膝関節可動域のチェック
    ⑧股関節可動域のチェック
    ⑨胸椎可動域のチェック
    ⑩体幹安定性のチェック
    ⑪神経-筋協調性のチェック
    をして、進行した要因が身体に残っているのかを確認します。

    骨の成長より筋肉のの発育が勝り、私のようにストレッチすら出来ないお子様の場合は、筋肉・腱・筋膜(ファシア)・神経などの組織間の滑走性を改善させるための組織間のリリースや器具を用いた特殊な筋膜リリースを行います。

    私が悩んでいた頃に今の私が担当できたら、絶対に難治例にならないように本人・保護者様にしっかりと病態の説明・教育をします!

    後悔するのはいつだって後になってからです…。
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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -
足部の不調~現在編集中

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変形性足関節症

変形性足関節症とは、スネの骨の脛骨(けいこつ)と足の骨の一つの距骨(きょこつ)の間にある距腿(きょたい)関節が何らかの原因で擦り減り、隙間がなくなり骨のトゲが出来て痛みが出る病気です。主に足部の捻挫の繰り返しによって、靱帯の機能が低下し、生活背景と共に徐々に摩耗・進行し、発症すると言われております。また工場・建築現場などの肉体労働者に多く発症するとも言われております。

幼少期から学童期の足関節捻挫の約60%に剥離骨折が伴っているという報告もあり、大人と比べて、靱帯の強さより骨の成長が追いついておらず、足を捻る事で、骨が剥がれやすいことが原因とされております。

また、大学スポーツ経験者の約8%が慢性足関節不安定症を有しているという報告もあります。2024年度の大学生は255万人とされており、その中のスポーツ人口は約50%と言われております。非常に安直な計算になりますが、255万人の8%は20万4千人です。8%と言われると少ないようですが、20万人と言われると多く感じます。変形性足関節症の予備軍と言えるでしょう。

まとめると以下のように
足関節捻挫の既往歴

慢性的な足関節の不安定症

職業等による足部の摩耗・消耗

変形性足関節症を発症する
と言えます。 

子どもが足首を捻ったと保護者や教育者に報告することは非常に多いと思われます。たかが捻挫と思わずに、整形外科を受診することをおすすめします。将来の変形性足関節症を防ぎましょう!

※小児の急性期捻挫の4週後にレントゲンにて再検査をした場合、約60%に外果(外くるぶし)剥離骨折が見つかったという報告もあります。 

※捻挫でレントゲン検査をすることに抵抗がある保護者の方は、超音波診断装置(Echo:エコー検査)にて足関節捻挫を診断している整形外科を受診することをおすすめします。上記の剥離骨折の報告の中で、超音波とレントゲン検査の精度は同等とされております。 

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経験上の話

  • 医療機関の勤務時代に3名しか担当した事はありません。

    しかし、経験が少なすぎて印象に残っております。
    ステージ4とされ人工足関節置換術をされた方2名と保存療法で経過をみた1名です。

    段差・階段・しゃがみ込み・農道などの不整地歩行などで症状が悪化し、非常に時間を要し、難渋しました。保険下だからこそ出来た対応と言えます。

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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、足首の痛みが改善しない場合

    ①医師からの病態説明内容を伺う(来院前に確認します)
    ②扁平足・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④足関節可動域のチェック
    をして、当院で対応できる足部の状態か確認します。

    当院で対応できると判断した場合
    ・足部関節モビライゼーション
    ・距骨下関節モビライゼーション
    ・近位、遠位脛腓関節モビライゼーション
    ・下腿区画の筋膜リリース
    ・足趾内在筋のトレーニング
    ・荷重下でのアーチコントロールトレーニング
    などを行います。

    当院で対応出来ないと判断した場合、施術せず終了する場合がございます。
    経験はありませんが、変形が進行しすぎている関節に対し、施術をすると周囲の組織は柔らかくなります。柔らかくなり過ぎると骨が安定しなくなり、さらに痛みが強くなるという理屈になります。ご理解いただきますようお願い申し上げます。
    ※来院され身体チェックをした後に対応不可と判断した場合、料金は発生しません。
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足底筋膜炎

足底筋膜炎・足底腱膜炎とは土踏まずや足の裏が痛む病気です。

Googleで検索すると整形外科のホームページや足の外科学会のPDFなど詳細な医学情報が掲載されておりますので、当院では経験則を記載します。ランナーの方や出産後の方など多くの担当経験がありますので、ぜひご覧になって下さい。 

足底筋膜炎・足底腱膜炎と診断された方で、実際に「炎症」が起きてていない場合があります。
「炎症」とは
①安静時痛
②発赤(赤くなること)
③熱感(触ったら熱いこと)
④腫脹(はれること)の4徴候が出現します。

果たして足底筋膜炎と診断された方で、4徴候全て出ている方はいるのでしょうか? 

超音波診断装置(Echo:エコー検査)にて、足底筋膜の走行に沿ってプローブを当てて、ドップラーモードで見た事があります。炎症が起きている場合、血管が新生されるので、Echoで血流が確認出来ます。しかし、足底筋膜炎の方で血流が確認出来たケース=ほんとうに炎症が起きていたケースは非常に少ない印象です。
※仮に炎症が原因であった場合、炎症抑制系のロキソニンを服薬し、炎症が収まれば足底筋膜炎による膝の痛みは改善されるはずです。  

スポーツを休止して服薬し、大人しくしてても痛みが改善されない場合があります。それは急性的な炎症が起きてはいなく、筋肉・腱・筋膜(ファシア)・神経などの組織間の滑走性が低下し、慢性的かつ局所的な摩擦ストレスが痛みの原因になっていることもあります。 

よって、現在は足底腱膜障害や足底筋膜付着部症のように表現されることも増えてきました。鵞足炎やテニス肘、アキレス腱炎なども筋腱付着部障害、腱障害と呼ばれ急性炎症を伴ていない事は多いです。 

医療機関を受診し、投薬・理学療法・物理療法・装具療法などの保存療法を受け6ヵ月経過しても改善されない足底腱膜炎を難治性足底腱膜炎と呼びます。

難治性足底腱膜炎の場合、体外衝撃波治療が保険適応で受けられます。「青森 体外衝撃波」と検索すると青森市内では1施設ヒットしました。受診されることをおすすめします。

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経験上の話

  • 筋膜(ファシア)リリースが効果的◎

    即時効果が高く満足度が得られやすい不調という認識です。しかし、過体重・重度の外反母趾を有する場合は、その日に痛みが消えても数日で戻る印象です。

    他の不調にも言えることですが、足底腱膜障害は特に構造的要因や身体特性に大きく左右されることを経験します。

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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、足底の痛みが改善しない場合

    ①医師からの病態説明内容を伺う(来院前に確認します)
    ②扁平足・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④足関節可動域のチェック
    ➄歩行時の痛みの種類のチェック
    a:踵から接地すると痛む
    b:足の裏が接地すると痛む
    c:つま先が地から離れる時に痛む
    d:a-c全部痛い
    など調べていきます。

    また、筋膜(ファシア)にも東洋医学でいうツボや経絡のようなものがあります。
    足の裏に痛みが出ている場合は、アナトミートレインという筋膜連結を考慮し、

    ・趾骨の底面
    ・足底筋膜
    ・踵骨
    ・アキレス腱
    ・腓腹筋
    ・大腿骨頭
    ・ハムストリングス
    ・坐骨結節
    ・仙結節靱帯
    ・仙骨
    ・腰仙椎筋膜
    ・脊柱起立筋
    ・後頭下筋
    ・後頭骨稜
    ・帽状腱膜
    ・前頭骨
    ・眼窩隆起
    といった後方ラインの筋膜(ファシア)の状態ををチェックします。

    筋膜に要因がある場合、特殊な器具を用いてリリースをして改善させます。

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足根洞症候群

足根洞とは、足部の骨である距骨・踵骨の間にある溝(みぞ)のことをいいます。
この溝の周囲には血管・筋肉・神経など数多く走行しています。また、各組織の走行がルートから外れないように支帯(したい)と呼ばれる組織がベルトの様な役割をして守っています。しかし、皮膚の状態、浮腫(むくみ)、良性の腫瘤(ガングリオン)、外傷による瘢痕(はんこん)、捻挫歴などによって支帯周囲の状態が変化すると

・血管であれば「冷え」」など循環系の不調
・筋肉、腱であれば「痛み」など筋骨格系の不調
・神経であれば「しびれ」などの神経系の不調
が出現します。

足の甲側と足の裏側の神経は別なので、どちらかだけ痛む・しびれる事がありますし、どちらも痛む・しびれることがあります。

医療機関では足の痛み・しびれの場合、坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症と診断されることが多く、足根洞症候群と診断されることは非常に少ない印象です。超音波診断装置(エコー検査)や触診、整形外科の鑑別テストを行うと腰部疾患による症状なのか、足根洞症候群なのかを判断することが出来ます。

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経験上の話

  • 腰部疾患と足根洞症候群の鑑別

    坐骨神経の伸張テスト
    ・脛骨神経
    ・腓腹神経
    の別法を行います。

    Tinel(ティネル)テスト
    ・脛骨神経
    ・腓腹神経
    ・足背皮神経
    などの精密な触診をします。

    軸索に問題がある場合、放散痛が生じるので分かりやすいです。しかし、神経鞘が癒着し、軸索に異常がなければ放散痛は生じないので、鑑別しにくいです。

    保険下では
    ・レントゲン・MRIでは問題はない
    ・Echoでも局所的な癒着が見つからない
    ・末梢神経の伸張テストで問題がない
    場合、非常に難渋した経験があります。

    上記難渋例と判断した場合、医療機関で手術が適応かどうか精査を受ける事をおすすめしております。

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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、足底の痛みが改善しない場合

    ①医師からの病態説明内容を伺う(来院前に確認します)
    ②足根洞症候群が組織変化によって生じている場合
    ・瘢痕組織周囲の筋膜(ファシア)リリース(特殊器具)
    ・癒着周囲組織間のファシアリリース(セラピストの指先)
    を行います。

    組織の変化量(関節の変形でいうと初期・中期・末期のような程度)によって効果は異なりますが、局所的な癒着の場合はその場で痛み・しびれなどの不調が改善されます。

    しかし、組織の変化量を目で判断する事は難しく、局所的なリリースを試して効果を見ないとこれから不調が良くなるのかどうかも分からないです。

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扁平足・ハイアーチ
開帳足・外反母趾

足のアーチ構造

足の裏には3つのアーチがあり、体重を支える役割や衝撃を分散する役割を担っています。

・内側縦アーチ(親指側)
・外側縦アーチ(小指側)
・横アーチ(親指と小指の間)
と構成されており内側縦アーチが低下することを「扁平足」、上昇・増加することを「ハイアーチ」と呼びます。 また横アーチが低下することを開帳足と呼びます。

アーチが正しく機能しない場合、様々な不調の原因となります。
爪を切る時にチェックして、気付くこと・放っておかないことをおすすめします。

 

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開帳足・外反母趾

親指から小指までの間に靱帯が緩み横アーチが低下することを開帳足といいます。

横のアーチは衝撃吸収・分散する役割があります。
本来、歩くときはアーチが撓る(しなる)ことで
①踵から地に着き
②やや小指側に体重がかかり
③親指側に体重が移動して蹴りだします。

しかし、横アーチが低下すると
①衝撃が吸収・分散しない
②前へ進む推進力が低下する
編集中

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扁平足・ハイアーチ

立った状態で床と内側の足裏の頂点が指1本分以下の場合、「扁平足」であるといえます。

扁平足の子どもは非常に多く遺伝的要因と環境的要因が示唆されています。気温上昇・受験戦争・タブレット、TVゲームなどの屋内遊具の発展・部活動の廃止などの屋外活動時間の減少が主たる要因と言えるでしょう。小学校入学前のお子様から90代の高齢者まで幅広い年代の方々を担当してきましたが経験上、「扁平足は万病の下」と言えるでしょう。
立った状態で床と内側の足裏の頂点が指1本分以上の場合、「ハイアーチ」であるといえます。

ハイアーチの場合、足趾屈曲筋力(足趾把持力)が強い傾向で、運動が得意な方でも見られます。しかし、アーチの張力が強すぎる事で足底腱膜障害(足底筋膜炎)に繋がるともされています。

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