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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -

腰椎分離症~病態と原因

簡単な説明は、子どもに起きやすい腰の骨折です。

10代のスポーツを活発している子どもに発症すると言われており、特に
①他の子より体が柔らかい
②他の子より体が硬い
③体を捻る、反るスポーツをしている
子どもに多くみられます。

①の子どもは、柔らかさすぎて背骨の耐久力以上に捻ったり・反ったりする事で腰の骨に負担がかかり発症します。

②の子どもは①の子どもと反対で、股関節や足首が硬すぎることにより、背骨の耐久力以上に捻ったり・反ったりする事で腰の骨に負担がかかり発症します。

①-②のような体の特徴を持つ子どもが③のようなサッカー・野球・バスケット・バレーボール・クラシックバレエなどの捻る・反ることが多いスポーツをする事で発症しますが、それらの特徴を持たずとも一生懸命、練習に打ち込む事で発症することもあります。

スポーツをしている子ども:30~40%
スポーツをしていない子ども:5%
と発症率に差がある事も特徴です。ここで重要なのはスポーツをしていない人でも分離症になっており、大人になってから腰痛・足のしびれが出て、整形外科に初めて受診して発覚する場合もあるということです。

特に10代の子ども2週間以上続く腰痛は危険信号です。
 
保護者の気付きが重要です。インターネットにも多くの整形外科クリニックのホームページに診断・予後・治療法が記載されております。早期の受診をおススメします。

個人的な経験則では
①MRIがあるかつスポーツDr.がいる整形外科を受診する
②理学療法士がいる整形外科で少なくとも週1回のリハビリを受ける
③コルセットの着用時間・期間を厳守する
④医師の運動中止期間を厳守する
ことが、子どもの予後に大切だと思っております。

・レントゲンしか撮っていなかった
・コルセットを着用していても運動していた
・理学療法士から指導されたセルフエクササイズをしていなかった
・リハビリをサボることもあった
など①-④のどれかが欠けていた場合、予後は非常に良くない印象です。

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分離症になりやすい子どもの特徴
~体が硬い~

股関節の伸展制限がある
歩行・走行する時に片方の足が後ろに位置し、片方の足は前に位置します。
後ろの方向に動くことを股関節の伸展といいます。

歩行・走行時には10-20°が必要とされています。
もともと体が硬いタイプの子どもやストレッチ不足の場合、腰を反ることで股関節の硬さを補う習慣が身につきます。

腰椎分離症になる原因の一つと言えるでしょう。
胸椎の回旋可動域制限がある
歩行・走行する時に胸の骨を捻(ひね)ります。
上から体を見下ろして、耳と耳を結んだ線から前と後ろに5°ずつ捻るとされています。

その動きを胸椎の回旋といいます。

授業の姿勢やスマホ時間などによって背骨が丸くなると、胸椎回旋の可動域は制限されます。

その状態で
①バッティングや投球モーション
②バレーのアタック
③テニス・卓球・バドミントンなどのスマッシュ
④方向転換
をすると

腰を捻ることで胸椎の硬さを補う習慣が身につきます。

腰椎分離症になる原因の一つと言えるでしょう。
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分離症になりやすい子どもの特徴
~体が硬い~

股関節の内旋制限がある
股関節は3軸の関節であり、
①曲げ伸ばし:屈曲・伸展
②足を閉じる・広げる:内転・外転
③足を内股・外股にする:内旋・外旋
と6方向に動きます。

あぐらで座る習慣がある子どもやスポーツの特徴的な姿勢と重なると外股になりやすく、男の子に多い印象です。

股関節内旋制限がある側の足

①バッティング時の軸足の反対の足
②投球時の踏み込み足
③サッカーのシュートフォームの軸足
④バレーの右手アタック時の左足
➄スキーのターン時(外側)
である場合、不足した内旋可動域分を腰を捻ることで補う習慣がつき、分離症の原因の一つになります。

※①~➄はごく一例です。
卓球・クラシックバレエ・水泳・陸上などスポーツの特性や右利き、左利きによっても原因は異なります。

股関節の外旋制限がある
股関節は3軸の関節であり、
①曲げ伸ばし:屈曲・伸展
②足を閉じる・広げる:内転・外転
③足を内股・外股にする:内旋・外旋
と6方向に動きます。

割り座(女の子座り)や片座りをする女の子に多く可動域制限がある印象です。男の子は足を広げる事が多く、外股方向の可動域が低下することは少ない印象です。
※扁平足・X脚・反り腰タイプの子どもは、外股の可動域制限が顕著であり、分離症になりやすい印象です。

野球の内野守備姿勢・サッカーの守備姿勢など多くの状況で足を外股(がにまた)にすることがあります。

股関節外旋制限がある足

①バッティング時の軸足
②投球モーションの蹴り足
③方向転換
などの動きと重なると股関節外旋の可動域不足分を腰を捻ることで補う習慣がつき、分離症の原因の一つになります。
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分離症になりやすい子どもの特徴
~体が柔らかい~

関節弛緩性(Laxity:ラキシティ)

関節弛緩性とは、先天的な影響で過剰な可動性を有する関節のことを指します。

簡単にいうと「何もしていないのに元から体が柔らかいヒトがいる」ということです。
皆さまの周りにもいませんでしたか?
小学生の時にスポーツも武道もしていないのに身体が非常に柔らかい子ども。
その子が関節弛緩性を有していたのです。

関節弛緩性を有する子どもは筋肉や靱帯系の怪我をすることが非常に多いと言われております。

靱帯とは骨と骨をつなぐ密性結合組織(平行)です。動き過ぎないように非常に硬い組織となっております。

しかし、関節弛緩性を有する子どもは、動いてはいけない角度まで動かすことが出来るため、靱帯や筋肉が耐えられなくなることもあります。
※レベルの高いスポーツ選手に多く、柔らかいのにコントロールできている印象です。


腰椎分離症との関係性

足関節・股関節・胸椎が硬くはないのに関節自体が柔らかすぎる為
・腰椎を過度に反らす
・腰椎を過度に捻る
ことで腰に負担がかかる事があります。

保護者・指導者・本人が関節弛緩性のことを理解する必要があると考えます。
※医療従事者も…。
関節弛緩性の判断方法

日本では主に東大式関節弛緩性テストが行われます。
下の画像を参考にして下さい。
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東大式関節弛緩性テスト

  1. 両手1点 片手0.5点
  2. 両肘1点 片肘0.5点
  3. 両肩1点 片肩0.5点
  4. 両膝1点 片膝0.5点
  5. 両足1点 片足0.5点
  6. 脊柱 手が床につく1点 つかない0点
  7. 180° 1点 180°未満0点
3点以上関節弛緩性である
6~7点全身的な関節弛緩性が強い
と判断できます。

個人的な経験では、例えば親指が前腕に「完全に」くっつかなくとも限りなく曲がれば、「柔らかいタイプ」としています。
テストなので0点・0.5点・1点のみですが、0.8や0.9の子どもも非常に多く、見逃されがちな印象です。
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Beighton Score(ベイトンスコア)

エーラス・ダンロス症候群などの疾患や評価に用いる関節弛緩性テストになります。
個人的には①の肘屈曲位での手関節の弛緩性は有用だと思います。
※画像の引用を許可されております。
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ここまでのまとめ

  • 2週間以上続く腰痛の場合、MRIがあるスポーツ整形外科に受診した方が良い
    ※繰り返す腰痛も同様です。
  • 分離症は関節が硬い・柔らかい子どもに発症しやすい 
  • 下記から分離症の分類になります。
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腰椎分離症の分類 MRI/CT-初期

  • 超早期型
    MRI
    T1強調画像:低信号
    脱脂肪T2強調画像:高信号
    であれば成長期腰椎分離症と診断されます。この時期はX線(レントゲン),CT検査では判断出来ません。この時点で見つかると予後はかなり良い印象です。
  • Ⅰa
    CT検査:1/2未満の亀裂
  • Ⅰb
    CT検査:1/2以上の亀裂
  • 予後・経過
    医師の指示のもと、
    ・コルセット着用期間の厳守
    ・運動中止期間の厳守
    ・原因となった関節・脊椎の硬さが解消
    ・原因となった関節・脊椎の柔らかさが解消
    した場合、予後が非常に良い印象です。

    整形外科クリニックのホームページには画像付きで詳しく記載されております。
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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腰椎分離症の分類 CT-進行期

  • 進行期
    CT検査:骨の連続性がなく、骨折面が不整裂。
  • 予後・経過
    医師の指示のもと、
    ・コルセット着用期間の厳守
    ・運動中止期間の厳守
    ・原因となった関節・脊椎の硬さが解消
    ・原因となった関節・脊椎の柔らかさが解消
    した場合、予後は良い印象ですが、
    ・年齢
    ・スポーツの競技レベル
    ・本人の理解
    ・保護者の理解
    ・指導者の理解
    によって、子どもの予後は異なる印象です。

    整形外科クリニックのホームページには画像付きで詳しく記載されております。
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腰椎分離症の分類 CT-終末期

  • 終末期
    CT検査:骨の連続性がなく、骨折面が硬化している
  • 予後・経過
    医師の指示のもと、
    ・コルセット着用期間の厳守
    ・運動中止期間の厳守
    ・原因となった関節・脊椎の硬さが解消
    ・原因となった関節・脊椎の柔らかさが解消
    されなかった場合や

    見つかった時点で終末期の場合

    痛みが少しでも緩和するための除痛治療が選択されます。
    ・軟性のコルセット着用
    ・痛みが強い場合の投薬
    ・運動の休止・中止
    などが挙げられます。

    痛みが緩和されない場合は医師の判断、本人・保護者との相談の上で、手術療法が選択されることもあります。

    医療機関の勤務経験上、終末期の場合は当整体でお受けすることが出来ず、医療機関の受診・再受診を促す可能性が高いです。


    整形外科クリニックのホームページには画像付きで詳しく記載されております。
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経験上の話
~腰椎分離症~

  • 骨格は遺伝するので、親御さまやご祖父母さまに幼少期の腰痛持ち、扁平足やO/X脚などの特徴があるケースが多いです。

    医療機関勤務時は、フォローアップ率(医師が通院終了とするまでにやめてしまうこと)に悩んでおりました。

    整形外科の通院を一人でしている子どもが多く、コルセットを着用することや部活動などを中断することが出来ず、「初期」の段階なのに通院をやめてしまって、数週間後に腰痛で再受診。進行しており「進行期・終末期」となっていることも多々ありました。

    医師や理学療法士が保護者に説明すると「何でもっと早く言ってくれなかったのか」と。

    一番最初に説明しているはず…
    本人にも説明している…
    何度も保護者と一緒に来てくださいと言っていたのに…
    そんな気持ちになっておりました。

    レギュラー争い
    仕事が多忙
    進行すると考えていない
    将来に影響すると考えていない
    様々な理由があるとは思いますが、お互いにやるせない気持ちになるのは苦しいですよね。

    一つの医療機関でフォローアップ出来ることが最適だと感じます。



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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診しているものの、分離症が進行したお子様の場合
    ①競技内容、ポジション等の確認
    ②偏平足・O/X脚・骨盤前後傾・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④競技フォームの分析
    ➄股関節伸展可能域のチェック
    ⑥股関節内・外旋可動域のチェック
    ⑦胸椎可動域のチェック
    ⑧体幹安定性のチェック
    ⑨神経-筋協調性のチェック
    をして、進行した要因が身体に残っているのかを確認します。

    身体に原因があった場合、それぞれに応じた内容の施術やセルフケアの指導を行います。
    保護者の理解が非常に重要なので、セルフエクササイズを動画で撮影するのを協力して頂きますし、運動をしているかどうかの管理もして頂きます。

    そのくらい真剣にならないと後悔する結果になります。
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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -

腰椎分離すべり症

主に①子どもの頃に腰椎分離症になり、骨癒合が得られず完治しなかったまま大人になった方に発症しやすい傾向です。
また②子どものころには腰椎分離症とは言われなかったが、成人後に腰痛で整形外科に受診した際に分離症を指摘された方もおり、①②どちらも分離症が完治せず骨が離れたままなので、腰の骨がズレやすいです。

また、
・運動しなくなった方
・体重が増えた方
・ヒールを履くようになった方
・立ったままの仕事が多い方
に多く発症している印象です。

腰の骨が前方にズレると
・靱帯が引き伸ばされる
・椎間板に圧がかかる
・後方の椎間関節がぶつかる
・側方の椎弓孔の神経根が圧迫される
・脊柱管内の神経が圧迫される
ことにより腰の痛み、足の痛み・しびれが生じます。
それが腰椎分離症の症状になります。
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経験上の話
~分離すべり症20-30代~

  • 20-30代の方

    激しい痛みとしびれが出る印象です。
    医療機関での勤務時は担当させて頂いたことがありますが、非常に経過が悪く、服薬・点滴・ブロック注射の方が効果的でした。
    20-30代の分離すべり症の方を整体では担当したことがありませんので、当整体ではこうしますとは言えません。昔よりは出来る事が増えたので、その引き出しからみさせて頂くとは思いますが、自信は少ないです。
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経験上の話
~分離すべり症40-50代~

  • 40-50代の方

    慢性的な痛みがある印象です。
    ・出産歴
    ・運動歴、運動不足歴
    によって痛みの強さが異なったり、しびれも伴う方もおりました。

    家事や仕事が忙しく、整体の効果が2-3日、1週間くらいしたら症状が戻ってしまう経験もあります。

    個人的には
    ・分離すべり症のメカニズムを把握できた方
    ・メカニズムを把握できたからセルフエクササイズの意図も理解出来た方
    ・セルフエクササイズを丁寧に続けた方
    の場合、非常に予後が良い印象です。

    多忙な中、時間を割くことの難しさも理解しておりますが、位置がズレたものは整体の施術では戻らないと考えております。
    むしろ、体の使い方のトレーニングで改善した経験の方が圧倒的に多いので、お身体に合ったセルフエクササイズの選択が重要だと思います。
    運動するためのお身体に戻すこと
    お身体の特性に合った運動内容を指導すること
    には、自信があります。
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経験上の話
~分離すべり症60-70代~

  • 60-70代の方
    ※分離すべり症ではなく、変性すべり症や脊柱管狭窄症と言われている方が多いと思いますし、80代以上の方も同様だと思います。

    突然出てきた激しい足腰の痛みとそれに伴う足のしびれがある印象です。

    その方の人生がお身体に出てくる年代ですので、原因が一つではないと考えておりますが、「反り腰」の方が圧倒的に多いです。むしろ反り腰ではない方はならないのでは?と言ってしまっても良いくらい反り腰の方が多いです。

    個人的には
    ・足にむくみがない方
    ・ジムなどで運動はしていた方
    予後が良い印象です。

    もちろん上記に当てはまらなくとも
    ・分離すべり症(反り腰)のメカニズムを把握できた方
    ・メカニズムを把握できたからセルフエクササイズの意図も理解出来た方
    ・セルフエクササイズを丁寧に続けた方
    の場合、予後が良い印象です。

    しかし、
    ・足がむくんでいる(病院では問題ないと言われている)方
    ・運動はしていない方
    の場合、難渋する印象です。

    足がむくんでいる場合
    ・栄養面の課題
    ・内臓の弱さ
    ・筋の弱さ
    など様々なことが関与します。

    運動習慣が無い場合
    ・運動のコツをつかむのに時間を要する
    ・運動をやめるとコツを忘れてしまうのも早い
    ※60-70代の方だけでなくどの年代でも当てはまります。

    関節の硬さ・筋肉の弱さ・運動習慣・栄養状態など、一つ一つ解消していく必要があり、症状が改善されるまで4~8カ月は要する印象です。

    ※変性すべり症も同様です。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診した事はあるものの、症状が改善されない方の場合
    ①今までの治療内容の確認
    ②偏平足・O/X脚・骨盤前後傾・背骨の変形・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④股関節伸展可能域のチェック
    ➄股関節内・外旋可動域のチェック
    ⑥胸椎可動域のチェック
    ⑦体幹安定性のチェック
    ⑧神経-筋協調性のチェック
    をします。

    分離すべり症でお悩みの方はほとんど反り腰です。

    骨盤は足を組めば歪みますし、10cmくらいの段差から飛んで着地をしても歪みます。
    何を伝えたいのかというと、セルフエクササイズが非常に重要です。

    ①背臥位でのDrawing-in
    +足の上げ下げ
    +手の上げ下げ
    +両手足の上げ下げ
    運動の難度を上げていきます
    ②四つ這い
    ③坐位
    ④立位
    ➄複合動作
    運動中の姿勢を変えていきます。

    経験上、③にたどり着いた時に痛み・しびれが激減します。
    ④の場合は立位・歩行時の症状が軽減する
    ➄の場合は生活上の症状がなくなることが多いです。

    ①~③までに3ヵ月は要します。
    運動習慣が無い方はもっと時間を要する印象です。

    そんなに時間がかかるの?と納得されない事も当然あります。
    しかし、改善された・改善してきた経験は豊富にあります。

    お悩みの方は一度、お問い合わせくださいね。
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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -

腰椎変性すべり症

医療機関では腰椎変性すべり症と説明されず「すべり症」と言われる事が多い印象です。

すべり症は中高年(40~50代)の特に女性に多く発症すると言われており、5つある腰の骨のうち4番目や5番目が前方にズレることが特徴的です。

原因として
①加齢による椎間板の変性
②加齢による椎間関節の変性
③加齢による靱帯の変性
④出産歴
➄体重の増加・減少
が関係しているのではないかと言われておりますが、正確な原因は判明してません。
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経験上のすべり症の分類
※医学的・科学的根拠はありません。

安定型すべり症

痛みが出る動作
再現可能
良く聞く表現
・寝返りで痛む
・起き上がりで痛む
・前屈みから戻る時に痛む
・身体を反らすと痛む
予後
・良好
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不安定型すべり症

痛みが出る動作
再現不可能
良く聞く表現
・ふとした時に痛い
・同じ動きをしても痛いときと痛くない時がある
・いつ痛くなるのか分からない
予後
・難渋する
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経験上の話
~すべり症~

  • 60-70代の方
    ※分離すべり症ではなく、変性すべり症や脊柱管狭窄症と言われている方が多いと思いますし、80代以上の方も同様だと思います。

    突然出てきた激しい足腰の痛みとそれに伴う足のしびれがある印象です。

    その方の人生がお身体に出てくる年代ですので、原因が一つではないと考えておりますが、「反り腰」の方が圧倒的に多いです。むしろ反り腰ではない方はならないのでは?と言ってしまっても良いくらい反り腰の方が多いです。

    個人的には
    ・足にむくみがない方
    ・ジムなどで運動はしていた方
    予後が良い印象です。

    もちろん上記に当てはまらなくとも
    ・分離すべり症(反り腰)のメカニズムを把握できた方
    ・メカニズムを把握できたからセルフエクササイズの意図も理解出来た方
    ・セルフエクササイズを丁寧に続けた方
    の場合、予後が良い印象です。

    しかし、
    ・足がむくんでいる(病院では問題ないと言われている)方
    ・運動はしていない方
    ・お一人で住まれていらっしゃる方
    の場合、難渋する印象です。

    足がむくんでいる場合
    ・栄養面の課題
    ・内臓の弱さ
    ・筋の弱さ
    など様々なことが関与します。

    運動習慣が無い場合
    ・運動のコツをつかむのに時間を要する
    ・運動をやめるとコツを忘れてしまうのも早い
    ※60-70代の方だけでなくどの年代でも当てはまります。

    関節の硬さ・筋肉の弱さ・運動習慣・栄養状態など、一つ一つ解消していく必要があり、症状が改善されるまで4~8カ月は要する印象です。

    ※分離すべり症と同様です。
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青森リハビリ整体院ではどうするの?

  • 医療機関の受診の有無を確認し、未受診の場合は整形外科の受診を促します。
  • 整形外科を受診した事はあるものの、症状が改善されない方の場合
    ①今までの治療内容の確認
    ②偏平足・O/X脚・骨盤前後傾・背骨の変形・関節弛緩性といった身体特性のチェック
    ③筋肉・筋膜(ファシア)・神経の滑走性のチェック
    ④股関節伸展可能域のチェック
    ➄股関節内・外旋可動域のチェック
    ⑥胸椎可動域のチェック
    ⑦体幹安定性のチェック
    ⑧神経-筋協調性のチェック
    をします。

    分離すべり症でお悩みの方はほとんど反り腰です。

    骨盤は足を組めば歪みますし、10cmくらいの段差から飛んで着地をしても歪みます。
    何を伝えたいのかというと、セルフエクササイズが非常に重要です。

    ①背臥位でのDrawing-in
    +足の上げ下げ
    +手の上げ下げ
    +両手足の上げ下げ
    運動の難度を上げていきます
    ②四つ這い
    ③坐位
    ④立位
    ➄複合動作
    運動中の姿勢を変えていきます。

    経験上、③にたどり着いた時に痛み・しびれが激減します。
    ④の場合は立位・歩行時の症状が軽減する
    ➄の場合は生活上の症状がなくなることが多いです。

    ①~③までに3ヵ月は要します。
    運動習慣が無い方はもっと時間を要する印象です。

    そんなに時間がかかるの?と納得されない事も当然あります。
    しかし、改善された・改善してきた経験は豊富にあります。

    お悩みの方は一度、お問い合わせくださいね。
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