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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -手のしびれ

手のしびれの原因を読む前に一読して下さい

頚椎の機能解剖

頭の骨(後頭骨)の下に、首の骨(頚椎:Cervical vertebrae)は7個あります。
後頭骨(occiput)を0番として頚椎の1番,2番のように呼んでおります。
頚椎の1番(atlas)と頚椎の2番(axsis)は上位頚椎と称します。
頚椎の3番から7番には名称はなく、C3~C7と称します。

頚椎の特徴として下位頚椎に対し、上位頚椎の関節運動は機能が異なります。
主にうなずいたり(屈曲運動)、反らしたり(伸展運動)することはC0とC1が役割を担い、左右に傾ける運動や捻る運動(側屈・回旋運動)はC1とC2が担います。
中位頚椎(C3-C6)はほぼ関与せず「しなる」ことがほとんどです。
下位頚椎(C7-T3)は頭を支える土台のような役割をしております。
※T:Thoracic vertebrae=胸椎、胸の背骨の事です。

簡単にまとめると
上位頚椎:頭・首を動かす事が役割
中位頚椎:上位頚椎に連動して動くことが役割
下位頚椎:上位→中位と連動した動きを支える役割
となります。

ではなぜ、首が悪くなると手のしびれが生じるのでしょうか?
 👇に続きます。

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答えは
フォワードヘッド姿勢:Fowrad Head Postureに変化した
からと言えます。


 私たち人間の目は主に前方をみるように位置しているため、何をするにしても前屈みになりやすい環境と言えます。例えば授業で前を見ている姿勢、読書の姿勢、運転の姿勢、スマホやPCを操作する姿勢、料理の姿勢、農作業の姿勢などなど普段の生活の中で、前屈みになるシーンが非常に多いと思います。その姿勢が多ければ多い程に姿勢は変化し、フォワードヘッド姿勢となってしまうのです。
※フォワードヘッド姿勢はストレートネックやスマホネックと同義とも言えるでしょう。

下に続きます👇
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手のしびれの要因 ①頚椎ヘルニア

左の図の様に骨の位置が変化した事を頚椎の生理的前弯の消失とも呼びます。

本来の首の骨は生理的前弯がある(やや反っている)事で、骨と骨の隙間にある椎間板に圧がかからないようになっております。

しかし、フォワードヘッド姿勢を取り続けた結果、生理的前弯が消失すると骨と骨の間にある椎間板に過度な圧迫ストレスがかかるようになります。

その圧迫されるストレスに耐えられなくなった時、椎間板の中にある髄核という物質が後ろへ飛び出す事があります。それが頚椎ヘルニアと呼ばれるものです。
※椎間板は「水で満たされた袋」をイメージして下さい。

頚椎ヘルニアの痛みとしびれの原因

①椎間板の中の髄核が後方へ突出すると「袋」を突き破った際の「痛み」が生じます。※椎間板の線維輪最外側には侵害受容性線維が存在します。

②椎間板の中の髄核が後方へ突出し、神経にぶつかると「しびれ」が伴うこともあります。

よって頚椎ヘルニアの急性期では激しい痛みやしびれが生じます。
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頚椎ヘルニアの対応方法

①整形外科を受診する
急性期の症状(激しい痛み・我慢できないほどのしびれ)場合は、医師の指示の下に処方される投薬治療が奏功します。まずは受診する事をおすすめします。

②理学療法を受ける
青森市内の整形外科には、リハビリテーション科に理学療法士が在籍している施設が複数あります。姿勢の検査や神経の滑走性の検査、関節・筋肉の硬さなどの検査を受けて、ヘルニアに対する治療として理学療法を受ける事をおすすめします。
※医師の診察にて、理学療法が適応か否か診断されます。

③青森リハビリ整体院へご予約する
①-②でも症状が改善されない場合や改善しつつも残存しており、お悩みの場合はぜひ当整体をご利用ください。
カウンセリングや当整体独自の身体チェックを通して改善出来なかった要因を見つけて、施術いたします。
※症状が急性期の場合、カウンセリングの段階で医療機関の受診・再受診をお勧めする事があります。こちらの判断で中止した場合、費用はかかりません。
※上記の状態でもお力になれる事を探しますが、ご了承ください。
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手のしびれの原因 ②頚椎症性神経根症

私たちの身体は、加齢とともに組織が変性・変形する事があります。

首の靱帯(黄色靱帯)が肥厚化したり、椎間関節(背骨と背骨の間の関節)に骨のトゲ(骨棘)が生じると「神経根」が圧迫され、腕や手のしびれの原因になります。

圧迫された神経根の種類によりしびれが生じる場所が「異なる事」が特徴的です。
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神経根とは

首の骨の隙間には脊髄から枝分かれした神経(神経根)が出ており、感覚神経・運動神経として肩・肘・手首まで伸びています。

枝分かれした神経によって、私たちは脳からの命令で腕や指を動かすことができますし、物を触った感覚も分かります。

※C1~4も神経根はありますが臨床的に見かける症状ではないため画像では省いております。
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しびれの部位の違いについて

圧迫された神経根の種類(C5~C8)によってしびれや痛みが出現する部位が異なります。
上記の図はデルマトームといって、神経が支配している皮ふの分節されております。

※必ずしも神経根の走行通りにしびれが出るとは限りません。
※2カ所,3カ所の神経根が同時に圧迫されている方も多い印象です。
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頚椎症性神経根症の対応方法

①整形外科を受診する
急性期の症状(激しい痛み・我慢できないほどのしびれ)場合は、医師の指示の下に処方される投薬治療が奏功します。まずは受診する事をおすすめします。

②理学療法を受ける
青森市内の整形外科には、リハビリテーション科に理学療法士が在籍している施設が複数あります。姿勢の検査や神経の滑走性の検査、関節・筋肉の硬さなどの検査を受けて、ヘルニアに対する治療として理学療法を受ける事をおすすめします。
※医師の診察にて、理学療法が適応か否か診断されます。

③青森リハビリ整体院へご予約する
①-②でも症状が改善されない場合や改善しつつも残存しており、お悩みの場合はぜひ当整体をご利用ください。
カウンセリングや当整体独自の身体チェックを通して改善出来なかった要因を見つけて、施術いたします。
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その他の手のしびれについては現在編集中です。
編集終了次第、公開します!!
 
 

・頚椎症性脊髄症
・胸郭出口症候群
・中斜角筋症候群
・四辺形間隙症候群
・肘部管症候群
・円回内筋症候群
・手根管症候群
・ギオン管症候群
・その他絞扼性障害
(橈骨神経・筋皮神経)

どんな情報が知りたいのかリクエストがあればお待ちしております!!