① 肘の痛みとは?
肘の痛みは、日常生活やスポーツ動作で腕を使うことにより、
肘の周囲に負担がかかって起こる症状です。
特に多いのが、次のようなタイプです。
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎):肘の外側が痛い
- ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎):肘の内側が痛い
- 野球肘:投球動作などで肘に負担がかかり痛みが出る
② こんなお悩みはありませんか
- 物を持つと肘が痛い
- ドアノブを回す、タオルを絞ると痛い
- フライパンややかんを持つと肘がつらい
- パソコン作業のあとに肘が重い
- スポーツはしていないのに肘が痛い
- 湿布や痛み止めで様子を見ても変わらない
- 肘だけでなく手首や指も疲れやすい
③ テニス肘・ゴルフ肘はスポーツだけが原因ではありませんテニス肘やゴルフ肘という名前から、 スポーツをしている人のケガと思われがちですが、
実際には スポーツをしていない方でも発症することが多いです。
理由はシンプルで、
原因はスポーツの種類ではなく、使った筋肉と負荷のかかり方にあるからです。
④ 痛む場所が違う理由は、使われる筋肉が違うから肘の外側・内側は、それぞれ働く筋肉が違います。
指を伸ばす、手首を反らす動きが多いと、肘の外側に負担がかかります。
例)
・パソコンやスマホ操作
・物を持つ、荷物を運ぶ
・雑巾しぼり
・ラケットスポーツ
指を握る、手首を曲げる動きが多いと、肘の内側に負担がかかります。
例)
・重い物を持つ 手で強く握る作業が多い
・ゴルフや投球動作
・家事や育児で抱っこが多い
つまり 何をしているかではなく、
どの筋肉が頑張り続けたかで
痛みの場所が変わります。
⑤ ホルモンバランスの影響?肘の痛みは使いすぎだけでなく、体の回復力が落ちている時に起こりやすいことがあります。
- 疲労がたまっている
- 睡眠が浅い
- ストレスが続いている
- 体が冷えやすい
- 更年期などで体調が変化している
このような時期は、筋肉や腱の回復が追いつかず、
同じ負荷でも痛みが出やすくなることがあります。
⑥ 肘だけではなく「隣の関節」の影響肘の痛みは、肘だけの問題ではなく
手指・手関節・前腕・肩関節・肩甲骨の影響を受けやすいのが特徴です。
例えば
- 手首が硬い → 肘の筋肉に負担が集中する
- 指を強く使う → 前腕が固まり肘が引っ張られる
- 肩甲骨が動かない → 腕だけで作業して肘に負担がかかる
このように、肘の痛みは 腕全体の使い方の問題として起きていることが多いです。
⑦当院での考え方
当院では肘の痛みを、痛い場所を押して終わりではなく
なぜそこに負担が集中したのかを評価して整えていくことを大切にしています。
特に重要なのは
- 手首と指の動き
- 前腕の可動域と筋肉の緊張状態
- 肩関節と肩甲骨の柔軟性
- 姿勢と体の使い方
となります。
⑧ 当院での対応当院では状態に合わせて、次のような流れで対応します。
- 肘のどこに痛みが出ているか確認
- 手首・指・前腕の動きの評価
- 肩関節・肩甲骨の動きの評価
- 必要に応じて筋膜(ファシア)も含めた施術
- 仕事や生活動作に合わせたセルフケア提案
肘だけに注目せず、腕全体を整えて再発しにくい状態を目指します。
⑨早めの相談がおすすめです肘の痛みは我慢して使い続けると、
回復までに時間がかかるケースがあります。
- 肘の痛みが続いている
- 手首や指も疲れやすい
- 仕事や家事に支障が出ている
- スポーツ中に痛みが出る
1〜2週間以上痛みが続く方、物を持つ・ひねる動作で痛む方は、早めのご相談がおすすめです。