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青森リハビリ整体院にて

- 対応出来る不調 -

ぎっくり腰:急性腰痛

ぎっくり腰は急に生じた腰の痛みの総称であり病名や診断名ではなく通称です。

主に
・荷物を持ちあがようとした瞬間
・振り返って何かを取ろうとした瞬間
・段差・荷台・トラックの席などからやや飛んで、着地した瞬間
・朝のラジオ体操
・洗顔時の前屈み
・子供を抱っこした時
・会議や通勤時など、座った後に立ち上がった瞬間
などが当院に来院された方から良く伺う動きに伴って、生じるぎっくり腰の状況です。

・軽度の痛みから時間と共に徐々に強くなる方
・強い痛みから動きに制限があり、呼吸すらままならない方
など症状の強さに違いがある方もおりますね。

また
・朝起きた時に痛みが強く、寝返りすら出来ない
など動かずぎっくり腰になる方もいらっしゃいました。

ではなぜぎっくり腰になるのでしょうか?
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ヒトへの進化

私たちの祖先は約700~400万年前にかけてアフリカで誕生した猿人とされています。

四足歩行のさるから長い時間をかけ、地面にある食べ物だけではなく、樹になっている食べ物を求めて手を伸ばし、進化してきました。
※かなり簡単に説明しています。詳しくは今後、ブログやSNSなどで更新していく予定です。

さるの足は主に木や枝をつかむ為の構造になっており、立つ為の構造ではありません。
実は、さるの足は「扁平足:へんぺいそく」なのです。

そんな扁平足な足から手を伸ばすために、少しずつ踏ん張り力を入れながら長い時間をかけて、足のアーチ構造を獲得し、2足歩行に進化したのです。
※変化でも良いのですがあえて進化と使わせていただきます。

ではなぜぎっくり腰に関わるのでしょうか?

上のイラストを見て下さい。
私たちの姿勢は赤いヒトです。しかし、生活の中で常にこの姿勢でいるでしょうか?
・顔を洗う
・食事をする
・カバンを背中、肩にかけて登校・出勤する
・授業を受ける・運転する・デスクワークする
・畑などで中腰作業をする
・スマホをいじる

どうでしょうか?
まさに「今」、緑から青にかけての姿勢になってはいませんか?

上記のような前屈みになる姿勢の繰り返しによって、赤いヒトから青いヒトのようになる事で進化し、獲得したS字のカーブが消失します。
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同じ姿勢⇒筋膜(ファシア)の癒着の原因?

同じ勢を取る。このような状況は日常生活の中で多々あると思います。
・睡眠中
・食事
・授業、デスクワーク
・TV鑑賞、ネットサーフィン
・映画鑑賞、書道などの趣味
・家庭菜園での前屈み
・ドライブ
などなど、候補を挙げればきりがないですね。

ではなぜ同じ姿勢を取ると筋膜(ファシア)は癒着するのでしょうか。

正解は
身体が負担かからないように「姿勢の形状記憶をする」からです。

もう少し細かく解説していきますね。

ヒトの細胞(分子)は「常に」振動しています。
・タンパク質
・アミノ酸
・DNA
など繰り返しますが、成分・物質は「常に」振動しています。

筋肉や関節、靱帯、筋膜(ファシア)の構成成分もまたタンパク質等で出来ており、同じく「常に」振動しています。

振動の役割は「生きる為=動くため」とも言えます。

元々、単細胞生物から動きながら進化してきたのが「ヒト」です。
・手を伸ばしてエサを取る
・走って獲物を狩る
など生きる為に動ける身体に進化したとも言えます。

しかし、同じ姿勢を取る習慣があるヒトにとって、常に振動し続けて動ける身体でいると効率が悪いので、あえて動かない身体に変化します。
それを反射性拘縮と言います。
・筋肉
・靱帯
・関節
・血管
・神経
・筋膜(ファシア)
さまざまな細胞は「動かないヒト」の為に「動く能力を捨てて」、そのヒトの習慣に合わせて変化します。

これらが身体の硬さや姿勢を変化させる最大の原因であると言えます。

交通事故外傷のようなハイパワーの衝撃がかからない限り、ヒトの体は急激に歪みません。
日常生活の様々な習慣の積み重ねによって、ヒトは少しずつ気付かない内に変化していきます。

よって、今までの姿勢・習慣=不調の原因ともいえるでしょう。
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当院で良くみるぎっくり腰の種類

01

腰椎椎間関節の
ロッキング

10~30代:男性に多い印象です。

①腰を捻るスポーツ選手・愛好家
②運転中に後ろの荷物を取ろうとした際
③高い所に手を伸ばした際
④重い物を持ち上げようとした際
など「ひねり」や「のけ反る」動作の際に「ぎっくりになった」と聞きます。

また、動けないほど痛いと表現される印象です。

02

仙腸関節の
ロッキング

30代~40代でやや女性に多い印象です。

①トラックなどやや車高がある車から降りた
②階段を一段飛ばして降りた
など着地の際に「ぎっくりになった」と聞きます。

また、痛みは強いが動けると表現される印象です。

03

第11・12肋横突関節の
捻挫

40-60代に多い印象です。

2024年~2025年にみたぎっくり腰の方はほとんどこのケースかもしれません。

はっきりとした瞬間は記憶にないが、「いたっ」と感じてから「徐々に痛みが強くなった」と聞きます。
・動けるけど怖い
・動けるけど痛い
・痛い角度がある
と聞くことも多いです。

03

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ぎっくり腰の原因-①
~腰椎椎間関節のロッキング~

通常の状態
保たれたS字カーブ
S字カーブが保たれた背骨は
①重さの分散
②衝撃吸収
③撓れる(しなれる)脊椎関節
機能を有します。
原因
反り腰
女性の反り腰の主な原因
①ヒールを履いている・いた
②出産歴でお腹の筋膜が伸びたまま
③婦人科系疾患を有する・した
※手術有・無 含む
④立位での仕事歴
が挙げられます。

男性の反り腰の主な原因は
①肥満(男性:38.8% 女性24.7%)
※あおもり食育検定テキストより引用
②股関節の硬さ=がに股な歩き方
が挙げられます。

当院に来られる反り腰の方は、男女ともに腹横筋等のインナーマッスルの筋力は低下しています。
起きている現象
椎間関節のロッキング
腰椎は、下の骨が上の骨を支えるようになっています。

しかし、反り腰になると上の骨が下の骨にぶつかってしまい、下の骨の負担が増えます。

その負担に耐えられなくなった時、支えていた骨がズレてしまうことがあります。それが腰椎椎間関節のロッキングが原因の「ぎっくり腰」です。

ズレた瞬間「うっ」となり、痛みが生じ、その姿勢から動けません。それはロッキングが原因であるといっても良いでしょう。
STEP 3
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ぎっくり腰の原因-②
~仙腸関節のロッキング~

通常の状態
保たれたS字カーブ
S字カーブが保たれた背骨は
①重さの分散
②衝撃吸収
③撓れる(しなれる)脊椎関節
機能を有します。
原因
歪んだ骨盤
仙腸関節の周囲には強固な靱帯が多くあり、背骨や内臓の位置の安定性に寄与します。

しかし、さまざまな習慣や姿勢によって靱帯は伸ばされて、骨盤は歪んでしまいます。
起きている現象
仙腸関節のロッキング
仙腸関節の靱帯周囲には自由神経終末といった「痛みを感じとるセンサー」が豊富です。

歪んでしまうとそのセンサーにスイッチが入りやすい状態と言えます。

着地などの外力によって、靱帯が耐えられる範囲以上にズレた場合、「痛み」が生じ、ロッキングされます。
自然な位置に戻った時は数時間~数日で痛みが緩和することもあります。
※足首の捻挫のようにイメージすると分かりやすいかもしれません。
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骨盤の歪みの種類

腸骨(ちょうこつ)が前・後ろに傾くタイプの歪みです。
主な原因は
①足の組み癖
②片座り(女性に多い)
と言えます。
腸骨の高さに差が出るタイプの歪みです。
主な原因は
①足の長さの違い
②立った姿勢で片足に体重をあずける癖
と言えます。

※幼少~青年期にスポーツをしていた方の軸足側が短くなるという報告もあります。詳しくは今後ブログで。
左右の腸骨が開いたタイプの歪みです。
主な原因は
①過体重
②産後のインナーマッスル筋出力低下
③腹直筋離開(主に産後)
④O脚
の方で多く、逆に閉じている方もおり、
①偏平足
②X脚
③臼蓋(きゅうがい)が通常より浅め
の方に多い印象です。
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ぎっくり腰の原因-③
~第11・12肋横突関節の捻挫~

通常の状態
保たれたS字カーブ
S字カーブが保たれた背骨は
①重さの分散
②衝撃吸収
③撓れる(しなれる)脊椎関節
機能を有します。
原因
腹部の硬さ・癒着?
肋骨は12個あります。
1~7番目の肋骨は、背骨と胸骨と直接連結しています。
8~10番目の肋骨は、間接的に胸骨と連結しています。

しかし、11・12番目の肋骨は胸骨とは繋がっておらず、浮遊肋と呼ばれています。
起きている現象
第11・12肋横突関節の捻挫
背骨と肋骨の間は関節となっており、靱帯もあります。
その11/12肋骨が背骨から「ズレる」事によって、「ぎっくり」の様な痛みが出ている印象です。

※医学的・科学的な説明ではありませんが、私が一番良くみるぎっくり腰ですし、このタイプのぎっくり腰の場合、改善効果が高い印象です。
STEP 3
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